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GSK、RSウイルスワクチン候補を国内申請

 

グラクソ・スミスクライン(GSK)は2022年10月21日、RSウイルスワクチン候補の国内申請をしたと発表した。適応は「60歳以上の成人を対象とした呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)による下気道疾患の予防」。同申請は第3相臨床試験のReSVi-006(Adult Respiratory Syncytial Virus)試験の中間解析がベースになる。重症のLRTD、70~79歳の成人でのLRTD、基礎疾患を持つ成人でのLRTDと、RSウイルスA型とB型に起因するLRTDに対し、一貫したワクチン有効性が認められた。 

 

【AReSVi-006試験】 

同試験は、60歳以上の成人を対象としたアジュバント添加RSVPreF3候補ワクチンを単回投与したときの有効性を検討したもの。無作為化プラセボ対照観察者盲検国際共同試験で、17カ国から約2万5000例が登録された。