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住友ファーマ、スイスGARDPと化合物の抗菌活性試験の契約締結

住友ファーマが2022年11月22日、スイスのGlobal Antibiotic Research and Development Partnership(GARDP:グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ:スイス・ジュネーブ)と、抗菌活性を持つ新たな化合物を発⾒することを⽬指し、住友ファーマの化合物ライブラリーを⽤いた GARDPによる抗菌活性試験(スクリーニング)実施に関する契約を締結したと発表した。 

 

今後、住友ファーマから提供された化合物のスクリーニングは、韓国パスツール研究所(所在地:キョンギド・ソンナム市)にて、最適化されたハイ・スループット・スクリーニング(化合物を⾼効率で選別する技術)を⽤いて実施される 

 

契約は、新規抗菌薬の開発と抗菌薬への持続可能なアクセスを担保すること、深刻な細菌感染症に⽴ち向かう GARDP の取り組みを推し進めるもの。 

 

プロジェクトでは住友ファーマが持つ、最新の創薬化学を駆使して蓄積された化合物ライブラリーから、これまでに抗菌活性スクリーニングが⾏われていない化合物のスクリーニングを実施する予定。抗菌活性スクリーニングの対象となるのは、WHOが公表した「優先的に対処すべき病原菌」リスト2新たな抗菌薬の開発が急務とされた細菌となる。GARDP はスクリーニングを通じ、次の開発段階に進むべき新たな化合物を選定する。