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ペプチドリーム、MSDと新規ペプチド-薬物複合体創薬開発で契約締結

ペプチドリームは2022年12月22日、Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.(米国とカナダ外でMSD)の子会社と、新規ペプチド-薬物複合体(PDC)の創製・開発に関する複数の創薬ターゲットに対する共同研究開発とライセンス契約を締結したと発表した。 

 

同社は独自の創薬開発プラットフォーム技術のPDPS(Peptide Discovery Platform System)を使った同定されたペプチド候補化合物を、MSD社のターゲットに対するPDCとして提供する。MSD社は、細胞傷害性ペイロードと結合するペプチド候補化合物について独占的使用権を取得し、同取り組みから創製されるPDC製品の開発の全てを担う。 

2015年4月に両社が複数ターゲットに対する創薬共同研究開発契約を締結して以来、長期にわたり構築してきた両社の協業関係をさらに強化するもの。 同契約に基づき、同社はMSD社から契約一時金を受領する。 

 

今後、開発・承認・販売マイルストーンフィーは総額で最大21億ドル(約2750億円*)を受け取る可能性がある。また同社は、上記に加え製品化後の正味売上高に応じた売上ロイヤルティーを受領する権利を持つ。